「不倫するには、どうしたらいいの?」
「不倫して本当に大丈夫?」
私自身の不倫を経験してから、色々相談を受けてきました。
mika
たまたま好きな人が既婚者だっただけ!不倫も立派な恋愛です
諦められるものなら…
どうしようもなく惹かれちゃった、運命と思えるくらいのお相手が既婚者だったら…
あなたはどうしますか?
あるいはあなた自身が既婚者なのに、旦那さん以外の男性に恋してしまったら、どうしますか?
ダメなモノはダメ!
そうスッパリ諦められるものなら諦めたいですが、現実はそうそう甘くないです。
好きになっちゃったものはどうしようもないですよ。
自分の気持ちにウソはつけませんから。
とにかく、思いつめない
不倫は一般的には許されない恋愛であるだけに、たくさんつらい思いをしなきゃいけません。
とはいえ、あまり思いつめないでくださいね。
たまたま好きな人が既婚者だったというだけ。
何も不倫がしたいイコール他人の生活をめちゃくちゃに踏みにじりたいと思って恋愛しているわけじゃないんですもん。
もちろん自分やお相手の立場、家庭を壊さないように、もし不倫相手と再婚するつもりなら、なるべく周りの人を傷つけないように、最大限の配慮をすることが必要となってきます。
不倫が生まれるメカニズム
不倫といえば独身女性と既婚男性の組み合わせが圧倒的に多いですが、これにはちゃんとした理由があるんですよ。
女性にとっては同年代の男性ってなんだか子供っぽく見えちゃって、人によっては恋愛対象にすらなりません。
一方で年上の男性は落ち着いて包容力があり、豊富な経験から優しく女性をサポートしてくれます。
ただし年上男性はほとんどの場合結婚して家庭を持つ身。
それでも年下でまだ独身の女性から見たら、周りの独身男性には絶対にいないタイプで、たまらなく魅力的に感じるモノなんですよね。
前向きに生きるための不倫
もちろん、不倫カップルのケースはこれだけじゃないですよ。
既婚同士、既婚女性と独身男性、年齢差もさまざま。
でも、みんなそれぞれの思いや事情があって不倫に走っています。
ひとつ共通して言えるのは、どんな不倫カップルにしても前向きに生きるために不倫をしているということ。
かけがえのないパートナーを得て、傷ついた心を癒し合ったり、生きていくための活力としたり、自分に足りないものを補ってもらったり様々です。
これは普通の恋愛と同じですよね。
不倫だって立派な恋愛なんですよ。
心のよりどころとしての不倫
また、既婚者の生活というのはどうしても仕事と家庭との往復になりがち。
なにか悩みごとや発散したいことがあってもそれを解消する場がなかなかありませんし、家庭に寄りかかって全てを処理しようとすればそのうち耐えきれなくなった家庭が崩壊してしまうかも…。
大切な家庭を守るためには家庭以外の部分によりどころを見つけなきゃいけませんし、不倫はそのよりどころとしての選択肢のひとつなんです。
不倫が必要な人もいる
したがって不倫というのは必ずしも裏切りばかりではないんですよ。
気持ちのバランス、家庭のバランスを保つために不倫をしているのであれば、その人の人生にとって確かに不倫は必要なことなんですから。
なかなか人には言えない恋愛のカタチですが、どうか前向きなものとして捉えていてくださいね。
不倫はなぜ人気?たくさんの人が不倫する理由
最近はネットの普及もあって、不倫募集の仕方もオープンになってきました。
身近なところで惹かれ合う2人が不倫関係に…というのが不倫の王道ではありますが、マッチングサイトやネットの掲示板などで不倫相手を募集するという人もたくさんいます。
なんでわざわざ不倫相手を募集しているの、と不思議に思ったことはないですか?
不倫が人気であることにもれっきとした理由があるんですよ。
満たされたいから
不倫は先ほども述べたように、心のよりどころを求めてするものなんです。
- 結婚相手とはできないようなカラダの関係が持てる相手がほしい
- 既婚者ということも家庭のことも忘れて独身時代のような激しい恋愛がしたい
- 相談相手として信頼できるパートナーがほしい
- 家族とは行けないようなレストランや旅行を一緒に楽しんでくれる相手がほしい
- うまくいっていない家庭に耐えられずただ癒されたい
などなど。
人によって欲求はさまざまですが、共通しているのは家庭の外に大切な存在を作りたいということですね。
もちろん性欲のある生き物なんだから下心だってありますよ。
でもそれだけなら風俗に行けば済む話。
それ以上に心を満たされがっている人たちが不倫相手を募集しているんですよね。
ひとつの家庭に収まりきれる人っていうのは、世間で思われている以上に案外少ないもの。
心を燃やす刺激やエネルギーが欲しいから
人間は常に刺激を求めています。
日々の味気ない生活に刺激を求めている人たちにとって、不倫というのは最高のご馳走なんです。
こう言ったら不倫ってワガママで身勝手なものに感じちゃうかもしれませんが、誰しも生きがい、やりがいってありますよね。
仕事から帰ってキンキンに冷やしたビールが最高!とか、
月に1回のエステで全身をピカピカにするためにツライ仕事もがんばれる!だとか。
極端な話、不倫もそのひとつなんですよ。
がんばっている自分へのごほうびにとびっきりの気持ちよい刺激がほしいんです。
学生の頃、大好きなあの人のためにいろんなことをがんばれてた、なんて思い出ありませんか?
あるいは遠距離恋愛に燃えてた頃、最愛の恋人のためにたくさんの時間とお金をかけて、貴重な休日を捧げてまで会いに行ったなんて経験はないですか?
恋愛ってものすごいエネルギーを消費しますが、それ以上にものすごいエネルギーを生み出してくれますよね。
結婚したらパートナーや子どもへの愛情がなくなるっていうことはめったにありませんが、そこにいるのは恋愛対象じゃなく家族なんです。
家族ももちろん大事ですが恋愛に燃えてがんばる自分を忘れたくないという人は、家庭外での不倫に活力を見出すということなんです。
不倫をするなら、これだけは絶対に覚えてほしいこと
もしあなたが不倫恋愛をすることになるのなら、絶対に覚えておいてほしいことがあります。
上にも述べた通り、不倫とは前向きな恋愛ではありますが、世間的には道ならぬ恋。
そのためルールやマナーをしっかり守ったうえでやらなければお相手や周りのあらゆる人を傷つけちゃうことになるんです。
大人の恋愛には大人らしく、守らなきゃいけないことを守っていくことが大切。
のめり込みすぎない
恋愛ですもん、お相手に対してどんどん夢中になっていっちゃう気持ちはよくわかりますよ。
でも、周りが見えなくなるくらいにハマっちゃうととっても危険!
あなたやお相手がこれまで築きあげてきた信頼が一気になくなっちゃいます。
それだけではなく奥さんから莫大な慰謝料を請求されることだってあり得ますし、愛ゆえに暴走してはならないというのは不倫の鉄則。
あくまでもひっそりと忍ぶ恋でなけりゃいけないんです。
いくらお相手のことを深く愛していても、むしろ愛しているからこそ適度な距離感を保ち、身の破滅を防ぐようにしてくださいね。
お互いに楽でいられる関係を保つ
お互いの人生をよりよいものにするための不倫ですから、あまり束縛したりされたりで窮屈さを感じるのであれば本末転倒。
ムリせずお互いのペースを尊重してお付き合いするべし。
もし時間やお金の問題などで、そのままのペースだとお付き合いが窮屈だと感じていたら、お相手に思いきって相談しちゃえばいいかも。
普通の恋愛と違うところは人には言えない恋愛だという点なので、不倫の中で生じた悩みはなかなか他の人に話せるもんじゃありません。
だから抱え込まず、他人を巻き込まず、抱えているものはお相手に打ち明けた方がいいんですよ。
お互いの家庭が第一
お相手の家庭に嫉妬するなんて言語道断!
まあ、お相手のことが大好きならそう思うことがあっても仕方ないとは思うんですが…
それでもお相手が自分の家族を優先させることに対して不満を言ったりだとか、忘れ物や残り香で奥さんに自分の存在をアピールしたりだとかいった行動はNG。
特にクリスマスのような家族で過ごすための行事では、あなたからお相手に「家族と一緒に過ごしてあげて」と言ってあげるくらいがいいですね。
お相手のことを大切に想っているからこそ、お相手の家庭のことも大切にしてあげてください。
これは自分に家庭がある場合も同じ。
不倫相手優先で家庭をないがしろにしたり、家族の記念日をスルーして不倫相手との時間を優先したり、というのは悪い不倫の仕方。
変な話に聞こえるかもしれませんが、不倫にもお作法があるんですよ。
もしお相手や自分の家族に不倫がバレたとしても、そのお作法がしっかりしていることで家族の受け取り方も変わってくるもんですし、場合によっては関係を認めてくれることだって可能性としてはアリ。
不倫そのものがいいか悪いかじゃなくて、いい不倫をできているかどうかが大切なんですよね。
ただならぬ激しい恋の道へ…不倫相手を探すには
では、不倫カップルがどうやって不倫相手を探しているのかを考えていきますね。
職場
やっぱり圧倒的多数を占めているのが職場での不倫関係。
職場と家庭を往復するだけの生活を続けている人たちにとっては、職場は家族以外の異性と接することのできる、数少ない貴重な場所ですから、そこから愛も芽生えやすいんですよね。
それに同じ職場で働く2人は長い時間苦楽を共にする間柄となりますので、そこから恋愛にしてもけっしておかしいことじゃないですよ。
独身から見ても既婚者の頼りがいのある仕事ぶりはとっても魅力的に映りますし。
家庭を持っているからこその責任感の強さがグッときちゃうんですよね。
先生・生徒と
他にもよくあるのが先生と生徒の不倫関係。
学校だけではなく、習い事でもよく生まれてくるんですよ。
先生は素直に自分を頼ってくる生徒のことがたまらなく可愛く思えるようになっていき、生徒はいろんなことを知ってる・できる先生への尊敬が愛に変わっていき…。
禁断度のより高い関係だからこそ燃えあがるのかも。
特に習い事の場合はレッスンを口実に家を抜け出しやすく、個別に連絡を取っていてもあやしまれる要素はなにひとつありませんからね、不倫の温床になっちゃう訳です。
また、子どもの学校や習い事を通じて親と先生が不倫関係になるというのも多いですよ。
子どものことを相談しているうちに悩みを共有して励まし合う間柄となり、それがいつ恋愛に発展してもおかしくはありませんよね。
マッチングサイト・オフ会
最近ではマッチングサイトやオフ会を利用した不倫も増えてきています。
さすがに職場の不倫はバレた時のリスクが高いと考える慎重派さんや、あるいはネット以外に社会との接点が薄い専業主婦によく見られますね。
ちょっと前ならコソコソ携帯をいじっていたら怪しさ丸出しでしたが、近頃ではスマホゲームやネットニュースが広く普及されています。
家で四六時中スマホをいじっていても、それが当たり前の光景になってきました。
家族もさすがにネット上のお付き合いまでは勘づくことは難しいですし、簡単にカモフラージュして不倫関係を楽しめるんですよね。
ネットには、さまざまな目的で出会いを求めている人がいます。
なんらかの目的があって不倫を求めている人も、ネットを利用した方が効率的に理想の関係を結ぶ相手を見つけられるという訳です。
不倫のきっかけとスタンスの関係について
職場や学校・習い事での不倫と、ネットがきっかけの不倫の大きな違い。
それは、恋愛が先にくるか不倫が先にくるかです。
たまたま出会った2人が恋に落ちて不倫関係に目覚めてしまうのか、不倫関係を求めてネットでお相手探しをするのかの違い、というとわかりやすいかも。
どちらがいいか悪いかということはありません。
ですが最初から特定のお相手がいるわけでもなく「不倫がしたい!」という気持ちでいるのなら、身の回りで不倫相手を探すよりもネットで探す方がいいということですね~。
ネットから生まれる不倫愛は最近増えている
ネットでの出会いってなんとなく割り切り関係を連想しちゃって、愛のある不倫関係を築けないんじゃないか、と考える人もいると思います。
もちろん既婚者が出会いを求める場であることは事実ですし、不倫は避けたいというのなら気をつけなきゃいけませんね。
でもネットで恋活が大流行しているように、ネットから生まれた愛を育んでいるカップルは増えてきています。
愛ある不倫関係がネットから始まることも、今ではよくあること。
恋愛が先でも不倫が先でも、かけがえのないパートナーと確かな絆を育んでいってくださいね。
不倫体験…私の不倫恋愛エピソード
私は大学卒業間近という頃、悩むことがいっぱいで途方に暮れていました。
就活に失敗して進路が決まらず、友達はみんな内定をもらっていて話がどんどん合わなくなり。
このまま卒業しても行くあてがなくて、どうしよう…と、周りに相談もできずに追い詰められていました。
そんな時、誰でもいいから知らない人に話を聞いてほしくて、マッチングサイトにハマりだしたんです。
大体の男性は、セフレや彼氏がほしいわけでもない私とは4、5回やり取りをしておしまいでした。
でも中には、サラリーマンや会社経営の人で親身に相談に乗ってくれる人もいました。
今思い返せば、相当病んでいましたね~。
なんでみんな私に優しくしてくれていたのか、とっても不思議。
そんなことをしているうちに、特に私のことを気にかけて連絡をくれている人が一度会ってみようと持ち掛けてきました。
いつもの私なら直接会うなんてこわいし絶対に断ったんですが、この時ばかりは本当に心細くて、その一方で投げやりになっている自分もいて。
ふたつ返事でOKしちゃったんです。
実際会ってみると、その人はとても紳士的で、カラダの関係を求めるどころか私に指一本触れず、マジメに私の進路アドバイスをしてくれたんです。
就活を通じていろんな大人から理不尽なことを言われて疲れ果ててた私は、「大人なんて!」と泣き続けていた毎日。
でもこの日、私に対して真剣に向き合ってくれる男性に出会って、世の中には温かく包み込んでくれるような大人もいるんだと知りました。
その男性は既婚者だと、サイトのプロフィールで知っていました。
だから惹かれていくたびに、とても怖くもなったり。
その日は食事だけで別れましたが、数日後連絡をくれた時に「好きになっちゃいそうで怖い」と打ち明けた私に、「きみがそれでもかまわないのなら支えてあげたい」とその男性は言ってくれたんです。
それが私たちの不倫関係の始まり。
カレの家庭には問題があるわけでもないようでしたが、お子さんが大きくなり奥さんとも落ち着いた関係になり、カレ自身にはちょっと寂しさがあったみたいで。
月に2回くらいひっそり会って、お互いを癒し合う居心地のいいお付き合いを続けました。
私が遠くに引っ越したあたりから、次第に連絡が途絶えて自然消滅してしまいました。
でもカレのおかげで人間として大きく成長できましたし、カレも私との関係に癒されてくれていたと思います。
その後私は今の夫と知り合い、結婚しましたが、ある時カレから「元気にしてる?」と連絡が。
夫との仲は決して悪くはありませんが、普通の主婦をしていると刺激が欲しくなってしまうんですよね。
一気に過去の記憶が呼び起こされて、気づくとまた会うようになっていました。
管理人より
不倫の恋は悲しくもあり楽しいものでもあり、普通の恋愛と対して変わりません。
不倫って思ってるほど特殊なものでは無いんだよ、と少しでも多くの人に感じてもらえればと思います。